こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です
前回3回にわたって
肘頭あ圧迫法のお話をしました
前編は肘頭圧迫法を多用化しない理由3つ
中編は肘頭圧迫法の使い時について
後編は肘頭圧迫法の注意点と施術法について
詳しくは→のブログ参照
ここで言えることは
肘頭圧迫法は施術部位に名大して、肘の頭という指よりも固く頑丈で指圧することで
指での指圧以上の指圧感を与えるものです
しかし 逆に患者様 施術者ともに負担をかけやすい手技です
その為注意点と正しい施術法をお話ししましたが
難易度が高い手技には変わりありません
今回はその
肘頭圧迫法に代わる手技をお話したい思います
その手技名は
手根圧迫法
手根圧迫法は工夫次第で
肘頭圧迫法並みのしっかり指圧感を与えることができます
また
肘頭圧迫法では欠点になりやすい
- 肘頭という固くて刺激がきつい
- 肘頭圧迫法での覆いかぶさるような姿勢の不安定さ
- (手の繊細な感覚高さにくらべ)肘頭は感覚が弱いための触診技術の低下
などを補うことも可能です!
しかしそれには多少の工夫が必要です
その手根圧迫法の方法とポイントをご紹介していきます(^^♪
それではいってみましょう
上記でお話ししたとおり、肘頭圧迫法はしっかりした圧を蹴れる一方で
患者様・施術者双方に負担が大きく 施術中の触診がしにく手技です
その肘頭圧迫法の代わりに肘頭圧迫法しっかり押さえれる利点と
患者様・施術者双方に負担が大きく 施術中の触診がしにく欠点を
補うものが手根圧迫法になります
その
お話ししましょう
手根あ圧迫法は手の根元にあつる写真の部分を持いる手技です
実際には写真のように手首を曲げて手根部でもって垂直に押さえる手技です
まず利点についてお話ししましょう
手根圧迫法の利点4つ(ここでは肘頭圧迫法と比べての利点でお話してます)
- (肘頭圧迫法に比べて)指圧の基本スタイル 肘を伸ばし背筋を伸ばして体の軸をブラさず指圧する事が可能
- (肘頭圧迫法に比べて)手根(掌の根元)部は感覚に優れ指圧前後最中の状態を確認しながら指圧する事が可能
- (肘頭圧迫法に比べて)手根部は柔らかいので固い肘頭で押さえるより(指圧の基本)軽く柔らかく触れるように指圧を始めれる
- (肘頭圧迫法や指で押さえるよりも安定しているので指圧の際の軸のぶれを最小限減させることが可能
なんです
写真をみてこの利点を見てみましょう
もちろん欠点もあります
その代表例が
手根部は施術部位がこのように広い領域になりツボに入りずらい欠点があります
全体的に柔らかくしっかり押さえるのには向いていますが
ツボに正確に入れていくのには不向きです(よく使われる指の腹施術面積が広いことがわかるでしょう)
これは
坂本指圧マッサージ術の指圧の基本である
の次第に圧をかけ先鋭化する
には難しいです
でも 工夫次第では
(施術面積が広い)
手根圧迫法でも先鋭化しツボに的確に入れていくことが可能です!
まず坂本指圧マッサージ術の手根圧迫法の流れを説明し
その最後に
手根圧迫法でも先鋭化しツボに的確に入れていくことができる
工夫をご紹介します
手根圧迫法の手順と先鋭化させツボにいれる独自の工夫をご紹介
手根圧迫法の手順(まずは基本的なの手根圧迫法基礎編の流れ)
手根部とは掌の付け根でちょうど手首と掌の間にあたる
骨模型ではこのあたり 特に手首との境目のこの部位が今回よく用いられる
手順1 患者様の施術ポイントに掌を当て
肘をのばしたまま背筋を伸ばし胸をはれる姿勢になり
両足は肩幅程度に開き腰からも安定させ
体に1本の軸がのびるようにする(これは指圧の基本)
手順2 反対の手で十分、指圧ポイントを確認しする
手順3
指圧する手の手根をツボに的確に誘導し
手根部がちょうどツボにあたるようにおさえる
j反対の手で上から重ね肘を伸ばし背筋を伸ばしたまま軸をぶれないよう
しっかり支え指圧ポイントに指圧できるよう固定させる
手順4
しっかり指圧ポイントに手根が当てはまればゆっくり垂直に圧をかけていく
(力でおさえず最終的にはかるく体重をかける程度でオOK)
手順5 しばらく持続圧をかえたらゆっくり圧を抜いていく
ここまでが一般的な流れです
次に工夫バージョンです 手順3のみが変化するだけであとは同じです
なので 手順3の所のみ説明します
必見!手根圧迫法の手順(工夫応用バージョン)
まずはどの点を工夫するかというと
上記で説明した手根圧迫法の欠点
手根部は施術部位がこのように広い領域になりツボに入りずらい
この点の解消になります
そのため写真の通常の指圧する部位(赤丸)よりさらに領域を狭くするのです(青丸)
部位を使い指圧します
手の根元の手根部にはいくつもの手根骨という骨
(手根部にある骨を手根骨といいます)手根骨の1つ豆状骨といいます 写真参照
小さい盛り上がりがこの豆状骨になります
この豆状骨の大きさが
調度 指の先端部と同じくらいになっているのです
この部位を利用して
手根圧迫法をするのです
この骨を使い狭いツボには手根圧迫法でも入るようにしていきます
指圧するときの手をやや伸ばし 軽く指を曲げた形にします 指と手首で支えるような形にします
そして親指側の手首をまげ、掌側から見ると豆状骨がこのようにより上に盛り上がるようにするのです
こうすることで豆状骨で指圧ポイントを指圧しやすくなります
では説明しましょう 手順3以外は同じなんで割愛します
手順3(工夫バージョン)
まず掌をやや伸ばし、親指側に手首を倒します
そうすると豆状骨が一番施術ポイントにあたりやすい形になります
(この形のまま指圧していきます)
その形のまま指圧ポイントにしあっかりあてがいます
反対の掌を指圧ポイントの置き、施術する際の支えにし安定させるのです
その後、指圧ポイントに豆状骨をあてがたまま
支えの反対の手の上に重ねさらに安定させ固定させていきます
それからあとは同じ垂直に圧をゆっくりかけていくのです
後の流れは手根圧迫法の基礎と同じ流れです
以上が工夫バージョンのお話しです
このやり方をすると
指圧ポイントのツボに的確に指圧していくことが可能です
しかし豆状骨をしっかり指圧ポイントに充てることや
しっかり施術部位を安定させ軸をブラさず指圧する事など
技術は要しますが
練習すれば習得可能になっていく便利な技です
これはおそらく
坂本指圧マッサージ術以外にはあまりない手技かもしれません
このゆな手技もこれからご紹介していければとおみます(^^♪
今回もありがとうごいざました