しかし、そのウサギの跳躍力の源とは何でしょうか?
それはまぎれもなく、後ろ脚の太さ。つまり後ろ足の筋力の強さ、踏み込む力になります。足の厥陰肝経 足先~下腿・膝
①大敦穴→②行間穴→③太衝穴→④中封穴→⑤蠡溝穴→⑥中都穴→⑦膝関穴→⑧曲泉穴
足先、足首、下腿、膝に分けます
足先
①大敦穴→②行間穴→③太衝穴
足首
④中封穴
下腿、膝
⑤蠡溝穴 ⑥中都穴 ⑦膝関穴 ⑧曲泉穴
では厥陰肝経解説に行きましょう
下腿・足の6経絡の経絡経穴解説 取穴解説 取穴動画
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下腿の筋肉の理解の仕方と、経絡経穴との関係についてお話しします。解剖学の教科書をお持ちの方はご確認ください。
下腿の筋肉は足首の動きにプラスして、 ①足の指の動き(例:長指伸筋、長指屈筋など)か、②足の親指の動き(例:長母指伸筋、長母指屈筋)、③膝の運動に関わる(腓腹筋)筋があります。
①②の筋の動きについては大体、筋の名前をみればわかります。長指伸筋は足の4本の指を伸ばす筋、長母指屈筋は足の親指を曲げる筋ということはわかりますよね。それと同様にそれぞれの筋が足首の動きに関わるわけです。だから、筋の漢字をしっかり見て、意味を理解していきましょう。
また筋の作用(働き)は、筋肉の起始〜停止までの筋の走行をみればわかります!これを順に解説していきましょう。
足首の4つの動きとは、背屈【伸展】、底屈【屈曲】、内反、外反になります。そしてこの4つの動きをどの筋肉が担当するかは、その筋の位置・走行によります。
足首の背屈【伸展】、底屈【屈曲】はその筋が足関節の前面を通るか 後面を通るかで決まります。
足首の前面とは内果と外果を結ぶ線上から前方になります。つまり足首の前面を通る筋はすべて伸展(背屈)に働きます。
足首の後面とは内果と外果を結ぶ線上から後方になります。つまり足首の後面を通る筋はすべて屈曲(底屈)に働きます足首の中央は第2指を中心にしてわかれます。第2指を中心に線を引き、それより内側を通れば内反に、外側を通れば外反に動きます。
それでは足首の動きに関わ14個の筋(膝窩筋を除く)を筋群ごとに分けていきましょう(^^♪
下腿の筋を筋群ごとに分ける
ではまず下腿の筋肉、全部で12個あるんですが、これを筋群に分けていきます。筋群ごとに足首の役割が分かれています…これがポイント!!
足首の動きがわかった所で、下腿の筋を伸筋群、屈筋群、腓骨筋群にわけ、足首の動きの役割を確認します。この筋群の位置がどの辺りかをつかんでおきましょう。
下腿伸筋群【足首の背屈】
①前脛骨筋 +内反
②長母指伸筋 +内反
③長指伸筋 +外反
④第3腓骨筋 +外反
下腿屈筋群【足首の底屈】※膝窩筋を除く
表層【足首の底屈】
①腓腹筋 +膝関節の屈曲
②ひらめ筋
⓷足底筋
【深層】(全て底屈内反)
④後脛骨筋
⑤長指屈筋
⑥長母指筋
腓骨筋群【足首の 底屈、外反】
①長腓骨筋
②短腓骨筋
このようにわかれます。足首の動きと筋の関係、下腿の筋を筋群ごとに分けましたが、まだ、筋、筋群と足首との動きについて想像が難しいのはわかります。
なぜ筋群ごとに足首の動きが関わるか、ここをしっかり解説していきます。
そこでまず筋群ごとの下腿における筋群の大まかな配置を確認します。これはめっちゃ大事なんです。
足の少陰腎経 足先から下腿までの経穴
足先から下腿までの経穴
湧泉穴→然谷穴→太渓穴→大鐘穴→水泉穴→照海穴→復溜穴→交信穴→陰谷穴
になります
足先、足首、下腿、膝に経穴を分けてみましょう
足先、足は
①湧泉穴、②然谷穴
足首周辺
③太渓穴 ④大鐘穴 ⑤水泉穴 ⑥照海穴
下腿 膝
⑦復溜穴 ⑧交信穴 ⑨陰谷穴
足の太陰脾経 足先→足首→下腿・膝まで
足先から下腿までの経穴
①隠白穴→②大都穴→③太白穴→④公孫穴→⑤商丘穴→⑥三陰交穴→⑦漏谷穴→⑧地機穴→⑨陰陵泉穴
になります
まずは
足先、足首、下腿に経穴を分けてみましょう
足先、足は
①隠白穴、②大都穴、③太白穴、④公孫穴
足首は
⑤商丘穴
下腿・膝は
⑥三陰交穴 ⑦漏谷穴 ⑧地機穴 ⑨陰陵泉穴
に分けて解説していきますね。