膝のオイルマッサージ│指を痛めない指圧マッサージ
指を痛めない指圧マッサージ塾「坂本指圧マッサージ塾」では、毎日テーマ(施術部位)を決めて、練習を行っています。
2026年8月は、膝周りの施術を行いました。
手技の練習において、細かいところまで圧を届かせたり、より高い効果を出したりするためには、理想としては膝(関節)を「曲げて」できるかどうかが重要になります。
初めのうちは難しい施術であるため、慣れてくるまでは膝を伸ばした状態で行うこともありますが、手の扱い方が上達するにつれて、曲げた状態でのアプローチができるようになっていきます。
膝周りの施術のポイントと手順

1. 持続的・小刻みなアプローチ
最初から無理に大きく動かすのではなく、まずは小刻みにやっていくのがポイントです。
2. 膝蓋骨(お皿)の周辺と固定
膝蓋骨の輪郭(側面にある骨のへこみ)にしっかりと指を入れ、上向きや横向きに圧をかけながらほぐしていきます。
その際、親指や中指などを使って両側からしっかりとお皿を挟み込み、できるだけ膝関節が動かないように固定して行うことが大切です。
3. 関節裂隙(れつげき)へのアプローチ
膝蓋骨の周辺をほぐした後は、関節裂隙(大腿骨と脛骨の間のへこみ部分)へ移ります。
裂隙に指を当てはめ、下向きに圧をかけたり、親指で挟んで上向きに圧をかけたりしながら、しっかりと溝を作っていくようにアプローチします。
4. 大腿骨の遠位(外側顆・内側顆)の調整
大腿骨の下部にある左右の盛り上がり(外側顆・内側顆)の周り、特にお皿の上部を狙います。
大腿四頭筋などの筋肉は、お皿の上をまたぐように縦方向に走っているため、繊維に対して「横向き(垂直方向)」にアプローチし、結合組織をはがすようにほぐしていきます。
5. 脛骨の近位(内側顆・外側顆)の調整
続いて、下の骨である脛骨の盛り上がりに沿って、内側顆・外側顆の周りをほぐしていきます。
膝の痛みを抱えている方だけでなく、結合組織が詰まって硬くなっている場合は、これらの一連の流れ(膝蓋骨周囲 → 関節裂隙 → 大腿骨周囲 → 脛骨周囲)を細かく丁寧に繰り返すことで、奥の組織までしっかりと刺激を届かせることができます。
指を痛めない指圧マッサージ講習会
