「塾に通い技術を学びたいのですが、現在は多忙で塾に通う事ができないのです。通えるまで自分自身で技術を向上させる為に何をしておいたらよいでしょう?」とご質問をいただきました。勉強熱心で素晴らしい!
ずばり、セルフケア指圧マッサージをしてください!
セルフケアとは自分自身で体をマッサージをすることです。マッサージをする場所は、自身の手が届く範囲で十分です。マッサージの仕方は巷で売っている本を見ながら、お勧めの箇所をマッサージするのもいいですが、できるだけ手の届く範囲を摩るように、撫でるように触り慣れる事を重視してください。これが大切です(^^♪
腕や太もも、脇や胸、お腹や顔など、いろいろ触る部位があります。これを軽くマッサージしていきましょう。
なぜセルフケアが良いのか、それは技術向上に繋がるからです。独学でもセルフケアが技術向上に繋がるのか?
セルフケアが技術向上に役立つのは、指圧マッサージをする上で大切な手を体になじませる事ができるからです。皆さんは、自分の手の届く範囲(例えば脇や腰、お尻や足裏など)を、くまなく触る事があるでしょうか?
おそらく多くの人はないでしょう。でもそれが大切なんです。
なぜなら、自分が指圧マッサージ師として、セラピストとして施術するとき、患者様の体をさわるでしょう?
だからこそ、今の内から触り慣れる事が大切。その為にはまず自分の体を触り慣れる必要があるんです。
腕といっても、手首側と肘に近い所では太さも違います。ふくらはぎなんかもそうですよね。腰とお腹では、やわらかさ、硬さ、弾力性も違います。この違いや触り方をマッサージをしながら学ぶんです。
毎日10分自身の手の届く範囲をマッサージしよう
セルフケアマッサージに慣れたら家族の体をマッサージさせてもらう
この時も軽くなでる程度で構いません。できるだけ、体全身(特に背中や手・足)を触り慣れましょう。きっと、セルフケアをしていた時との違いが出てくるはずです。その気づきや発見が大切なんです。
自分の体では、自身が行ったマッサージの感覚が直に伝わりますが、ご家族に対してでは、マッサージをしている手からでしかわかりません。
触り慣れ、ご家族の(例えば)腰の凝りが強いときや凝りがないときの変化がわかるようになれば、かなり技術は上達しているはずです。
このように手の感覚、そして手がマッサージをする体に触り慣れるようにしてくのです。
塾長から一言