こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
皆さん、指圧やマッサージを受けに行かれたら、セラピストがどんな姿勢で行っているか見たことはありますか。ほとんど、立った姿勢で施術している姿を想像する方が多いと思います。そう思われることは当然の事です。
私も学校で指圧マッサージを習うときも、卒業して就職したときも、立ったまま施術していました。
しかし、坂本指圧マッサージ術の指圧はほとんど座ったままで施術できます。
なぜ座位でできるのでしょう? 座位でする意味はなんでしょう? そもそも座位での指圧に効果はあるのでしょうか。
坂本指圧マッサージ術の指圧はほとんど座位でできる
なぜ座って指圧できるのか
坂本指圧マッサージ術では、写真のように、手も足も、そして背中でさえもほとんど座位で行っています。
特に背中に対してはあまり見ない光景(姿勢)ですよね。なぜ、このように座位で施術できるのか。それは、
座位で指圧できるポイントは腰
先ほど書いた通り、坂本指圧マッサージ術が座位でできるのは、患者の上に覆い被すように体重をかけて全力で押さえていないからです。
そして、よくある指圧マッサージは、患者の上に体重をかけた指圧マッサージになりがちです。そうなると(特に背中に対しては)立ったままでしか施術できなくなり、立った姿勢も腰が曲がります。
この腰がまがる姿勢が、後々、施術者の体に負担になり、気力体力の消耗に繋がり、ひどい場合は腰痛などを引き起こすのです。これでは、体力が弱い方や年を重ねた方には難しくなり、長く指圧マッサージを続けるのが困難な可能性が高くなります。
一方、坂本指圧マッサージ術は違います。
ポイントとなる腰を曲げるような姿勢は、できるだけとりません。それは座位であっても、立位であってもです。
座位で指圧する重要性とは
座位で指圧マッサージする重要性とは、ずばりコチラ!
施術者自身の体力気力の消耗・腰痛などの体調不良を減らす事
これは効果的な施術をする以上に一番大切な事です。なぜなら気力体力が消耗しやすくなれば、それは施術効果だけでなく、施術でのミスや診察ミスにもつながるからです。
私たち施術者は自身の心体が安定してこそ、初めて人を診る事ができるのです。そしてこのことは今だけではなく、これから施術者・セラピストが仕事を続けて行く限り大切になります。
だからこそ私は患者様の為にも自身の為にもできるだけ気力体力を消耗しない手技を常に模索してきました。自身が大病を患った経験があるからこそ、なおさらそう思います。そしてその模索した結果生まれたのが、指をいためず体に負担をかけずとも効果的な施術が可能な指圧マッサージ術です。
座位の方が下半身が安定しやすく指圧がしやすい
なぜ下半身の安定が指圧しやすいのかについては、また別の機会にお話しします。ここでは立位より座位の方が、下半身が安定しやすく指圧がしやすい事についてお話しします。
これは考えたらわかる話ですが、立位の時は二本足で支えないといけないのに対して、座位の時は椅子に支えられている分、支持面積が広いですよね。
(立位では二本足に対し、座位では2本脚+椅子の4脚が支えになるから)
塾長より一言
このように坂本指圧マッサージ術は、他の指圧マッサージの仕方とは少し違うかもしれません。それは上記でもお伝えした通り、患者様の体だけでなく、施術者自身の指や体を潰さず効果を上げるためにあります。その為の方法の一つとして、座位での指圧をご紹介しました。
本当に座位で指圧できるのかと疑われた方もおられるかもしれません。一度お越しいただければ、ご納得されるはずです。
あなたが体験会で試しに行っても、自分よりよっぽど体格差が無ければ指圧する事ができる可能性が高いです。
無料ガイダンスでその体験ができます。ご興味のある方はおこしくださいませ。