こんにちは、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。今回は、私の塾に対する思いについてお話しさせていただきます。
これは塾のコンセプトに繋がる話でもあります。ご興味のある方はどうぞご覧ください。
- 塾を開く前身ー教員を始めるきっかけとは
- 教員時代に私塾を開くきっかけになったものとは
この2点をお話し致します。
塾長「私塾を開くのが夢だった」
教員を始めるきっかけ(学生時代の話)
塾を開くきっかけの前に、その前身となったのが教員時代とその前の教員を目指したことがきっかけになります。
私は、鍼灸師の資格を習得してから、あん摩マッサージ指圧の資格を取るため、学校に学びなおした過程があります。そのため、あん摩マッサージ指圧の養成校在学中から、クラスメイトや後輩の方に対して、授業の前後に勉強会を開くようになりました。
その理由は、やはりクラスメイトになった限りは全員で合格したいという思いがあったからです。
すでに鍼灸の時にある程度の知識マンでおりましたので、クラスメイトの皆さんと国家試験まで、勉強会をし続けておりました。
その勉強会を通して、人に伝える大切さ、学びあう楽しさを知り、教員を志すきっかけとなりました。
私塾を開くきっかけ(教員時代の話)
その後、教員養成課程の学校に入り直し、鍼灸の専門学校の専任教員となりました。専任教員となった日々はやりがいを感じていました。担当は、主に30~50人のクラスに対して、座学や実技系の講義を行うことでした。
しかしある時から私は、自身で塾を開きたいと思うようになったのです。なぜなら、30~50人のクラスに対し、実技を教えることに限界を感じたからです。

実技、基礎からテクニックという応用技術までしっかり伝える為には、まずは基本的な基礎、その上の応用技術もをしっかりお伝えしなくてはなりません。しかし30~50人のクラスに対し、1つ1つの講義でできる事には限界があります。
どんなに伝えたとしても、その人一人一人の感性や理解の速さはやはり違っていますし、人によって体格差や性別・年齢も違います。その方にあった方法で講義を進めないと、いくら教科書に載っている基礎とはいえ、30~50人クラスの規模では習得するのは難しいと感じたのです。応用技術なら尚更です。
国家試験に合格させる、ただ資格を取らせるだけならできますが、それだけではダメなんです。本当に指圧マッサージを学んでくれる限りは、しっかりお伝えし、その人の特性と活かし、その人がやりがいを持ち、できるだけのことを習得させたい。
その思いから教員を辞して、闘病生活を経たのちに塾を開きました。
病の経て、開塾にも向け考えたこととは
開塾の意思を持っていましたが、その前に大きな障壁がありました。昔からの持病が悪化し、透析→腎移植をすることになったのです。病が悪化したとき、またその回復の過程で、体の急変も起こらず、回復を早めてくれたものに指圧マッサージがありました。

腎移植により復帰できた面はありますが、私はこの指圧マッサージに救われた面が大きかったと実感しています。そしてこの指圧マッサージを多くの人に広めたい、そして多くの人に指圧マッサージを活用してもらいたい、その為には多くの方にこの技術を習得してもらいたいと思い、開塾を志しました。
- 教員時代の経験から一人一人にあった習得できる個人塾を開きたい意志
- 病の経験からそれを救ってくれた指圧マッサージを活用してくれる方を育てたい意志
この二つの意志が、坂本指圧マッサージ塾という私塾を開く夢実現につながったのはとても嬉しく思っています。
まだ開塾して3年目。全然、未熟な塾であり、塾長ですが、これからも一人一人にあった技術取得を目指した個人塾として
また技術面では指を痛めず体に負担をかけず効果を上げる坂本指圧マッサージ術を伝える塾を広げてまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。