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歴史オタクが解説!お城がたくさん建てられた理由と役割

指に負担のかけない指圧 大阪
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。以前、私の趣味の剣道の素振りと指圧マッサージの姿勢の類似点についてお話ししました
こちらのブログを参照ください→指圧と素振りの共通点とは?

今回は『趣味×指圧』の第2弾!築城と指圧ポイントの共通点です。

大阪城、江戸城、名古屋城など、多くの都市ではそのシンボル的存在としてお城があります。ですが皆さんはご存知でしょうか?今あるお城は、ほんの一部だという事を。昔は数千、数万というお城があったといいます。そのお城たちのほとんどは壊されたり、一部は公園になったりしていますが、なかなかお城があった形跡というのは見かけません。

さて、なぜ日本中ではこんなにもお城があったのでしょうか?そして、そのお城は何の目的で建てられたのでしょう?実はこの目的が、身体にある指圧する際の指圧ポイントを探るヒントにもなるんです。難しい話はしませんので、気楽に読んでください。

日本中に城がいっぱいあった理由

城という概念は様々ですが、敵から身を守る施設として完備されたものであれば、城が初めて築づかれたのは弥生時代といいます。卑弥呼がいた時代ですね!意外でしょう!皆さんが知る大きな城が建てられたのは、今から約500年前の戦国時代になります。ちなみに名古屋城が建てられたのは、そのすぐあとの江戸時代初期、つまり、戦国時代~江戸時代初期にかけてがお城の築城ブームなんです。
でもなんで、こんなにお城がいっぱいあったのでしょうか。それは、戦国・江戸時代初期は戦が絶えない時代だったからです。自分の領国(自分の土地)を守るため(身を守るため)に、城を建てる必要があったのです。

戦国時代の大名だけでも300人以上いたので、その人達の領国内にいくつもの城が建てられたのなら何千何万と城があったのも頷けますよね。ただ、城は身を守る為だけの施設ではないのです。いくつもの役割があり、それは城によっても様々だったのです。

いくつもの城は何の目的で建てられたのか

これは色々ありますが、簡単にあげるとこんな感じです。
  1. 本拠としての城(君主が政治をする為の城)
  2. 前線基地としての城
  3. 食料基地・中継基地としての城

本拠としての城(君主が政治をする為の城)

城
城本来の役割は、身を守る(領国を守る)事が大前提なので、その領国の大将である君主を守らなくてはなりません。名古屋城などはこれにあたります。当然、君主はその領国を統治しなくてはなりませんので、政治を行う役目としても本拠地の城は役割を担います。
そして現在でも受け継がれているように、その土地(領国)のシンボル的役割でもあるのです。

前線基地としての城

しかし、領国を守るためには本拠地の城だけでは守り切れませんし、ただ城に籠ってるだけでは守り切れません。攻撃は最大の防御という言葉もあるように、攻める目的の為にも城は使われたのです。いわゆる、敵との境界線(国境)に建てたり、敵の領国内に攻める為に建てられる前線基地ととしての城です。
また、常に戦国時代は他国から攻められる機会が多いですので、自分の領国を守るためには 自身の領国の端、つまり敵国との境に、敵も領国に侵入させない為に前線基地としての城が必要だったのです。攻守ともに必要だった訳が分かりますよね(*^▽^*)

食料基地・中継基地としての城

本拠地として、前線基地としての城だけでは、領国を守り維持することは続けられません。戦国時代も後期になると、過酷な天下統一レースは佳境を迎え、大名の数も少なくまとめられていきます。織田信長や徳川家康など、有名な戦国大名がその代表ですよね。そのため、戦国大名達の領国は当然広くなります。

本拠地と前線基地の間隔は離れ、開きすぎてしまいます。当時の交通網は完全でないですから、情報や食料の輸送も大変です。だからこそ、情報がすぐ伝わるよう、食料を一時ためこむ為にも、中継基地としての城が多く必要になったのです。
他に見張りのため、経済を葉点させるため(港や商人の町を守る城)など、様々あります。
ここでお伝えしたいのは、領国を守り維持する為には、いくつもの役割を担った城が存在しなければならないという事です。

これを人に置き換えれば、人の身体を守り維持するためには、いくつもの役割を担った臓器や筋・骨が必要ということに頷けるでしょう。これが城と指圧ポイントの共通点に繋がるのです。
ということで、次のブログ記事では、『城と指圧ポイントの共通点』について解説していきます!

塾長より一言

今回はお城と指圧という題材で書いてみました(後半に続きます)。ただ単に指圧マッサージをする事が好きなのですが、他の趣味との共通点が重なったり、趣味の考えが元になって、新たな指圧マッサージの技術が伸びたりと繋がるとかなり面白いです。
きっと、皆さんのお仕事と趣味にも意外な共通点や、趣味から自分の仕事にプラスになることも増えるかもしれません。仕事は仕事、趣味は趣味と分ける事も大切だとは思いますが、趣味から仕事に、仕事から趣味に活かせることがないかを考えてみるのもよいかもしれません(^^♪

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