こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
みなさんは、指圧といえば「親指」そして「指の腹の柔らかい所」で押さえているイメージはないですか?多くの方は、そう思われると思います。それは正解です。しかし指圧は「親指」の「指腹」でだけで押しているわけではないのです。
親指。指の腹だで押さえようとすることが「指をつぶす」「指を傷める」原因の1つなんです。これ、かなり重要です!
では、どんなところで押さえるのでしょうか。下記の写真を見てください。
(親指の写真を拡大し、次の写真で部位の説明をしています)
右の写真でみるように指腹・指端・指縁にわけて指圧します。また指だけでなく、手掌・手背・手の縁・手根・肘など多くの部位を用います。
これを用途に合わせて使い分けることが大切です。
でも多くの方は指腹のみで押さえて、あとは肘頭で押さえるような事をされている方が多いのが現状です。これは自分の指に負担を加えるだけでなく、患者様に余計な負担をかけることになりかねません。
ではどうすればよいか?
その改善するために考えていただきたいのは、なぜ指腹で押さえることが多いのかを考えることです。
そもそもなぜ、指の腹で指圧するの?
それは指の腹を使うことで、力で押さえやすいからです。
確かに指の腹で押さえることは、掌などで押さえるよりもピンポイントで力強く押さえられます。でもそのピンポイントは、厳密にいうとピンポイントではないんです(ややこしい!笑)。

それは、このピンポイントといわれている経穴(ツボ)の穴の大きさが、非常に小さく、指腹では入りきらないからです。
私が十数年指圧を体験して得た私なりの考えであり、なぜ指を潰してしまうかは、そのことで理由が説明できます。それは指腹で押さえてもツボに入りにくいから、より力で押さえようとするんです。
私はここに「多くの指圧マッサージをする人が指を潰してしまう」原因があると思うのです。
その原因を踏まえて、塾では「指を潰さず」「体に負担をかけない」指圧マッサージ術をお伝えしています。その為に必要な事は、指の腹だけでなく 指縁・指端・手掌・手
の縁など多くの部位を用途に応じて用いる事、そし経穴(ツボ)力で押さえるのではなく、指に負担をかけず、入れていける事
指圧マッサージをする為の姿勢・基礎・考えを習得する事です。
次回、では指を痛めないために、坂本指圧マッサージ塾では
どのように指圧しているのかについてお話していきます。
多くの方は、効果を上げる為には を重視する方が押さられるかもしれませんが
まずは自分の指や体に負担をかけずできる事が大切です。
なぜなら、一度の仕事でなく長く続けて行くものですから、
その上で効果的な施術を当塾ではマンツーマンでお伝えしています。
ご興味のある方はお気軽に無料ガイダンスにお越しください(^^♪