指を痛めない指圧マッサージ塾の坂本周平です。
普段はマンツーマン~少人数制で塾を開いているのですが、GWの特別講習会として受講生8名で学ぶ機会を設けました。
基本はやはり、マンツーマン~2名または3名までの少人数制が、断然いいです。実技は施術者一人ひとりの姿勢や指先まで見ていく必要があるからです。
一方で、今回のような大勢が集まるメリットとして、他の人の意見を聞くことができるという点があります。他の人の意見、特に質問というのは、とても勉強になるんですね。
質問が出るからこそ、より深く学べたり、自分では気づけなかった視点に気づけたり、新たな発見があったりします。
GWの特別講習会は、実際に患者様にご協力いただいて行いました。指圧マッサージで麻痺のある身体をどこまでほぐして動かすことができるか、実技をお見せしながら、また受講生自身にも患者様のお身体をさわってもらって、進めていきました。
この講習会に参加した受講生からのご感想をご紹介します。
指圧マッサージ塾特別講習会を受講された方のご感想
マッサージの実技の場というだけでなく、これから受けられる方の生の感想を聞けることがとても貴重だと感じました。施術前と後で動きの違いがわかりやすく、また温度の変化なども感じることができました。
また講習に参加している他の方と交流を持てたり、ディスカッションとまではいきませんがそれぞれの考えが聞ける良い機会だと感じました。
(鍼灸按摩指圧マッサージ専門学校2年生 男性)
交流しながら考えを聞く機会の貴重さ
感想文にもあるとおり、「他の方と交流を持つ」とか「それぞれの考えが聞ける」というのはとても貴重な機会です。というのも、学校やスクール等を卒業し、鍼灸院や整骨院などに勤めたり、開業したりしていくと、意外とこのような機会は少ないものです。
勤めた場合は勤務先の上司や先輩、同僚の考えが聞けそうな気もしますが、実際は日々の業務に追われますし、特定の患者様について複数の人間が意見を持ち寄って話し合う機会もそうそうないでしょう。
介護施設などでは、利用者様の情報共有として毎日ミーティングが行われますが、もし同じ資格を持っている人が他にいなければ(例えば理学療法士があなた一人であるならば)、その資格を持つプロ(例えば理学療法士)の意見として1つの考えを求められます。
社会に出ればその道のプロとして、どういう見解を持っているかを問われます。そんなときに、多角的に物事を見ることができなければ、自身の考えに自信を持てなくなるでしょう。そもそも、受け身で学習していたら、社会に出た時、プロとしてはやっていけません。なので、学生のときから自分の意見を発したり、人の意見を聞いたりする機会を頻繁に持つことをオススメします。
アウトプットを意識したインプットを
学生のときは、とにかくインプットすることが膨大にあります。専門学校生であっても、坂本指圧マッサージ塾の整体師養成スクール受講生であっても、です。聞く、覚える、知る、読む、学ぶ…すべてのインプットは、アウトプットすることを大前提で行いましょう。
家族や同僚、クラスメイトに話すのでもいいですし、ブログやSNSで発信するのもいいです。「理解はしたけどうまく言えない」は、インプットしたとは言い難いので、自分のためにもどんどんアウトプットしていきましょう!
今後の講習会について
このような複数人の受講生と一緒に学ぶ講習会は、夏休みや冬休みなどを利用して開催する予定です(私自身が、専門学校で講師を行っているため)。
普段はマンツーマン~少人数制で、開講しております。
塾のコースは以下のとおり、大きく分けて3つに分かれています。
- 現役の専門学校生向け
- すでに国家資格を取得された先生方向け
- 整体師・セラピストを目指される一般の方向け
詳細は下のバナーをクリック(タップ)してご覧ください。ご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。