指を痛めない指圧マッサージ塾の坂本周平です。
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SNSなどで、このような誇大広告をよく見かけます。
もしかしたらあなたも、そのような誇大広告をご覧になったことが1度くらいはあるのではないでしょうか。
私は「簡単に治せる」とか「簡単に儲かる」などという事は絶対に言いませんし、とにかく技術面において「カンタン!」というのはありえないと考えています。
今回のブログでは、「技術は思うほど簡単に伝えられるものではない理由」と、その理由の中でも技術習得について、坂本指圧マッサージ塾ができることをお話していきたいと思います。
技術は思うほど簡単に伝えられるものではない理由 3つ
1 技術を築き上げるのにはこの人が長年かかっているから
2 人によって習熟度・理解度・体力・手の形・センスなどが違うから
3 「施術する技術」と「伝える技術」はそもそも違うから
一つずつ解説しますね。
技術を築き上げるのにはこの人が長年かかっているから
例えば、私が昨日今日で「これだ!」と思った指圧マッサージ方法があったとして、それを学びたいと思うでしょうか。おそらく「NO」ですよね。では、「丸1年かけて築き上げた指圧マッサージです!」というのと、「5年かけた指圧マッサージです」「10年もの歳月をかけて築いた指圧マッサージです」となると、1年より5年、5年より10年かけて出来上がったものの方が「それ、知りたい!」ってなりませんか。
もちろん、かけた年月が長ければそれでいいというわけではありませんが、少なくとも指圧マッサージに関しては、年月をかけただけ多くの患者様の症状を見てきましたし、私自身もセルフケアを通して得たものは1年やそこらより、今の方が圧倒的に深く広いです。
ただ、専門学校で習ったものをそのままスライドしてお伝えしているのではなく、私の実践(時には自身の体に実験的に)を経て築き上げた技術をお伝えしています。そんな指圧マッサージ技術を「カンタンに学べます!」なんて言うことはできないのが現状です。
人によって習熟度・理解度・体力・手の形・センスなどが違うから
2つめの理由としては、受講生さん一人ひとりを見ているからこそのことなんですが、例えば、施術する人の体格や指の太さ、体力、手の形や感覚をつかむセンスなどは個人差があります。若ければ飲み込みが早いとか、そんな年齢と比例するものではないんです。
男性でも小柄な方はいらっしゃいますから、「男の人はこうしたらいいよ」ではなく「あなたはこうした方が指を痛めないでできますね」と、一人ひとりと向き合いながら講義を進めているので、「誰でもカンタンにすぐにできるようになります」とは言えないのはそのためです。
「誰でもカンタンに」とは言わない代わりに、「あの人はできたけど、私にはできない…」と不安になることはありませんので、ご安心ください。
「施術する技術」と「伝える技術」はそもそも違うから
これ、スポーツに例えるとわかりやすいかと思うのですが、名プレイヤーが必ずしも名監督、名コーチになるとは限りませんよね。
私たちは不自由なく日本語を話せていますが、じゃあ外国の方に日本語を教えてと言われたら、正直戸惑ってしまいませんか。「何から教えたらいいのだろう」って。
「できる」と「教える」って別の技術(能力)なんですね。
では、なぜ私が「教える・伝える」ができるかというと、まずは教員養成課程を経たのが一つです。「人に教えられるようになるため」に、学び直したのです。
そして2つめは、私が学生時代、習得するのに苦労したからです。多くの先生方は、学生時代から優秀で高得点をガンガン取っておられる方が多いので、説明の仕方も早かったり、専門用語が多くなってしまいがちなんですが(もちろん教え方には個人差があります)、私はわからない人の気持ちがよくわかるので、様々な言い方に換えてお伝えすることができます。
そして3つめに、この指圧マッサージがすでに趣味と化しているからです!
持病もちであることもきっかけであり、理由になりますが、例えば、電車に乗っている時、テレビを見ている時、寝る直前など、暇さえあれば(手を動かせさえすれば)届く範囲の指圧マッサージを行っています。もしかしたら、あなたと握手をした瞬間、無意識にツボを押してしまうくらいの勢いです(笑)。
多くの施術者は教えることも行っていますが、わかりやすく教えられるかというのはまた別の話し。それは施術者のキャリアに比例するものではありません。「教える/伝える」という技術と、人に教えるからにはどこまでも飽くなき探求心を持って研究できるか、情熱を注げるかっていうところがポイントになると思います。
技術習得は地道、だけど楽しい!
ラクしてカンタンに…、たった○日で!…そんな甘い広告に期待してしまう気持ちもわかります。人間誰だって、なるべく早く、できれば簡単に習得したいと思いますよね。
何でもそうですが、あっさりラクに習得したものって、「習得した」という状態には至ってなくて、結構あっさり忘れてしまったり、見た目は同じようなことをしているつもりでも、全然効果を出せなかったりすることもありますので、指圧マッサージの技術習得は地道に行った方が、結果的に着実で早いかと思います。
地道だけど、暗く重い雰囲気、堅苦しい雰囲気ではなく、ざっくばらんに話しながら楽しく、講義時間もあっという間に感じていただけることを意識しております。仕事と割り切るのではなく、趣味レベルで毎日やっている指圧マッサージを、わざわざ難しく堅苦しく行うつもりはありません。
もし、指を痛めない指圧マッサージに興味を持たれましたら、まずは無料ガイダンスにお越しください。
どんな指圧マッサージかを実際にお試しいただけます。