指を痛めない指圧マッサージ塾の坂本周平です。
7月8日(土)に、指圧マッサージ技術交換会を開きました。指圧マッサージの講習会というのは、一人の先生の所に大勢が集まって、その見えるか見えないかの手元を凝視するところも多いのですが、坂本指圧マッサージ塾ではまず「なぜ、施術者の指を痛めてしまうのか、どうすれば痛めずにできるのか」という根本的なところからお話しさせていただきました。
慣れればそのうち、痛くなくなるというものではありません。やり方が間違っていたら、年数を重ねるごとに指を痛めるだけですから、最初の変なクセがつく前に、ぜひ覚えておいてほしいなと思っています(だからブログでも何度でもお伝えしています。クセがついたら、なかなか変えられません!)。
この技術交換会に参加してくださった方からご感想をいただきました。どうすれば指を痛めずに効果的な指圧マッサージができるかを掴んでくださったのではないでしょうか。
もちろん、コツコツと練習していく必要はありますが、何をやっているのかを知らなければ正しい練習もできませんよね。
とても丁寧なご感想文ですので、ぜひシェアさせてください!
指圧マッサージ技術交換会受講生さんのご感想
先日は技術交換会に参加させてもらいありがとうございます!
指を痛めない指圧マッサージということで、脇を閉めて尺骨を体幹に近づけて指圧することで患者にしっかり効くということを実感できました。また施術前後に限らず自身の手や腕、全身をセルフマッサージすることの大切さを知りました。
手は日常の中で揉んだりゴリゴリしたりするようにはしていましたが、坂本先生に教えてもらったやり方でやると「効く」感覚がアップしました。水かき気持ちいいですね!ツボに効かせるための指の置き方など、教えていただいたことをこれからの学生生活の中でも活かしていきます。
技術交換会の中で右上半身を施術してもらった際、腕や背中、特に背中はピリッと効きました。先生は左手を置いてるだけなのに、持った右腕を動かすとツボにめっちゃ効く感じ!
筋肉を覚えておくこともとても大切だと思いました。これから学習する筋肉ですが、体験を通じて大事なことだと再確認できる機会はとてもありがたいです。
技術があるから自身の指を痛くしないで患者に効果のある施術ができるのだなと思いました。
学習のモチベーションが上がりました。しっかり技術を身につけて患者を治療できるように行動します^^
(専門学校 1年生 Mさん)
セルフマッサージすることの大切さ!
Mさんが書いてくださったとおり、「セルフマッサージすること」は本当に大切です。
もしかしたらご存知ない方もおられるかもしれませんが、ツボをとらえられる人ってめちゃくちゃ少ないんです!
例えば肩こりをほぐしてもらいにマッサージに行って、「あー気持ちいい!」と思っても、翌日にはもう元に戻っている!!…なんて経験はありませんか。それ、凝り固まった筋肉を押しているだけなんです。だから、その場では気持ちよく感じても、効果はイマイチなんですね。
一方で、ツボを的確にとらえられるマッサージ師は、普段からセルフマッサージをして自分の体に触り慣れているんですね。ああでもない、こうでもないと探りながら、また指の角度を変えてみながら常に研究しています。だからこそ、指圧マッサージを受ける人の気持ちもわかるんです。
さらに腕や指が商売道具である私たちは、その道具の手入れをするという意味でも、セルフマッサージをします。常によいコンディションで患者様に接するから、効果も出せるのであって、決して力で押しているわけではないことは、私のブログで繰り返しお伝えしている通りです。
「指圧マッサージ」と書きましたが、いわゆる整体師になりたいとお考えの方にもお役に立てます。実際にこの技術交換会には『整体師・セラピスト養成コース』の受講生さんもご参加くださいました。
自分の指を守りながら、効果的な指圧マッサージをやっていきたいとお考えの方は、ぜひ一度、無料ガイダンスにお越しください。