指を痛めない指圧マッサージを教えている坂本周平です。
毎月2回、技術講習会を開いておりまして、6月1日(日)に開催した内容を共有します。
技術習得を目指される方は、この記事を読んでもあいにく身につきません。
講習会や塾の雰囲気を感じていただければと思いますので、記事の後半に動画を載せています。参考にしてください。
今回のテーマはこちら。
『肩甲骨の構造と機能解説(筋学・骨学・運動学・経絡経穴の解説)/肩甲骨背部からの施術、背部からの指圧復習』です。
肩甲骨の構造と機能解説

まずはいきなり人の体に触るのではなく、毎回解説から始めています。
すでに国家資格をお持ちの方も参加されていますので、時々受講者さんにお答えいただきながら進めます。
国家試験を終えると、ふと忘れがちになってしまいますので、復習にもなりますね。
今回はこのように解説しました。
ほんの一部ですが、動画で雰囲気を感じ取っていただけたらと思います。
こちらの動画や画像はないのですが、モデルの右側の肩甲骨まわりに実線を引いて、まずは視覚で理解します。
そのモデルの左側の肩甲骨まわりを、触診する練習から始めました。触診技術は非常に大事にしているので、あわせてこちらの記事もご覧ください。
その後、実際に指圧マッサージをしていきますが、モデルの方には遠慮なくフィードバックをしていただくので、その時できること・できないこと、わかること・わからないことが明確になり、確認もスムーズです。
モデルでの確認ができたら、受講者同士でペアになって練習しました。施術を受けるのもとても勉強になります。
背中の施術も肩甲骨同様、もしくはそれ以上にどこでも求められますし、基本的な施術であると同時に難しいです。
下手したら、力まかせに押してしまう施術者もいるかもしれません。
坂本指圧マッサージ塾では次の動画のように基本的に座位で行い、使う指も親指にこだわることはありません。
こうやってもらった方がもっと効いてる!というふうにフィードバックすると、「それでは圧が逃げてしまうんだな」と、自分自身への学びにもなります。
坂本指圧マッサージ塾の講習会に来られる方は、真剣に学びたい方のみを受け入れています。
なので、ご自身の技術を誰かと比べられることはありません。真摯に学ぶ意志のある方ばかりなので、お互いに思いやりを持って切磋琢磨して時間を共有しています。
知らない人の中に入るのは緊張するという方も、ご安心ください。