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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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指圧マッサージにおいて指の負担を軽減する方法

指圧マッサージ 塾 スクール
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
前回は「指圧は指の腹だけでは指圧しない理由」についてお伝えしました。まずはその復習です。

「指圧は指の腹だけでは指圧しない」理由
  • 経穴(ツボ)の穴の大きさは非常に狭いので、指の腹では指圧しにくい場所もあるから
  • 指の腹は安定性があり、体重をかけ力を入れやすいが、かえって力に頼ってしまう(力で押さえては指を傷めてしまう)から
  •  指の腹、特に親指のみで押さえてしまうと、親指に負担がかかり指を潰しかねないから
このような理由があるため、ツボに指が入りづらく、逆に力に頼って押さえて、患者様・術者ともに負担を加えやすくなるリスクがあります。
では、この指の負担を軽減させるにはどうすればよいでしょうか。


指の負担を軽減させる方法

それは、親指の指腹だけ使うのでなく、四本の指の指端・指腹・手掌・手の根元を場所によって使い分けることです。特に経穴(ツボ)を押さえるときは指端・指縁を使えることが大切です。

例えば、平面に近い背中(膀胱経)を押さえるときは、写真(緑色の文字)のように、通常はこのあたりの指の腹で押さえることが多いと思います。

では、2枚目の写真(青色の文字)を見てください。私はできるだけ指橋に近づけ、指橋部分と指の腹のあたりを使います。この方がより狭い領域のツボも、的確に押さえることができます。

しかし

ツボに入りやすいように指の先端で指圧する為にはを行、技術的な工夫が要ります。


なぜなら指腹は安定性があり、圧をかけやすく指圧しやすいのですが、指橋部に近づくほど、指の安定性は低下し、工夫をしないとより指を傷めやすくなるからです!


(だからこそ指腹で押さえる事が多くなった訳ですが)私はそれを克服する技術を自分なりの経験と研究を元に編み出しました。大切なことは指圧の基礎となる「姿勢・呼吸・押圧法・経絡・筋骨」をとらえる触診技術です。またそれをご紹介させていただければと思います。


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