指の負担を軽減させる方法
それは、親指の指腹だけ使うのでなく、四本の指の指端・指腹・手掌・手の根元を場所によって使い分けることです。特に経穴(ツボ)を押さえるときは指端・指縁を使えることが大切です。
例えば、平面に近い背中(膀胱経)を押さえるときは、写真(緑色の文字)のように、通常はこのあたりの指の腹で押さえることが多いと思います。
しかし
ツボに入りやすいように指の先端で指圧する為にはを行、技術的な工夫が要ります。
なぜなら指腹は安定性があり、圧をかけやすく指圧しやすいのですが、指橋部に近づくほど、指の安定性は低下し、工夫をしないとより指を傷めやすくなるからです!
(だからこそ指腹で押さえる事が多くなった訳ですが)私はそれを克服する技術を自分なりの経験と研究を元に編み出しました。大切なことは指圧の基礎となる「姿勢・呼吸・押圧法・経絡・筋骨」をとらえる触診技術です。またそれをご紹介させていただければと思います。