指圧の方法
ポイント
特に特徴としては、2番に書いているとおり、指腹だけでなく、指端も指縁も使う点です。押圧時の指の形に注意しよう
ツボ(施術面)に対してを垂直に指圧する
指圧には「押圧の三原則」という考え方があります。これは「垂直圧の原則」「持続の原則」「集中の原則」です。
この三原則の話は機会があればお話ししたいのですが、ここでは「垂直圧の原則」のみ軽くご説明します。
「垂直圧の原則」とは施術面に対して垂直に指圧することです。施術面とは平面だけでなく、曲面においてもその面に対して垂直に指圧します。
このように垂直に押さえることが何より大切です。
2枚目の写真は、平面に近い背中を指圧していますが、下腿や太腿の施術面の曲面に対しても垂直に指圧します(写真参照)。
この垂直圧の指圧ができましたら、その上でのテクニックを、またの機会にご紹介できればと思います。
無料ガイダンスでもお気軽に聞いてくださいね。
指腹だけでなく指腹・指端・指縁を使う
なぜこのようにするかというと、ツボ(経穴)の穴の大きさは非常に小さいからです。だからこそ、指腹・指端・指縁を使い、より施術面を狭くツボに入りやすいように指圧することが重要なんです。
ちなみに平面に近い背中の施術の場合は、指端と指腹の間で押さえます(写真の赤丸を参照)。
指の先端で押さえると、施術面はかなり狭くなるので、指の安定感は下がります。
このままでは指に負担をかけてしまうので、当塾は繰り返して「施術者の姿勢を正す」「呼吸」「押さえる指の姿勢」をお伝えしています。
他にもお伝えしたいことや、場面ごとでのテクニックなどはありますが、まずは「指の腹だけを使うわけではない」ということを覚えていただけたらと思います。