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指圧で効果を出すためには押さえることより固定を安定が先!

指体に負担をかけない指圧マッサージ 大阪
こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。今回は指圧を学び実践する上で、「おさえる指よりも固定・安定が大切」ということについて解説します。

え!指圧って指でツボを押さえるから指圧でしょ?
押える指の力こそ大切なんじゃないの?
それがしっかり押さえれればいいんじゃないの?

と思われる方は多いと思います。確かにしっかり押さえるというのは大切なんです。しかし、しっかり押さえるといっても力で押さえるのではないです。それが、指先と患部それぞれ固定と安定です。

人間の体は平面で体は軽度に柔らかく弾力性があります。その体にはたして指先に体重をかけ力で押さえる事ができるでしょうか?
不安定に近い曲面なため、指圧する指はぶれやすく圧が正しく加わらなくなり、差力を掛ける事になり、ぶれる指を抑える為さらに力が必要が必要です。そうすると指を潰し体力を消耗しやすくなります。

指に負担がかかる体力を使ってしまう事を防ぎ、指を潰さず力を掛けないで指圧するにはどうすればいいのかを解説していきます。

患部の固定安定の重要性とそのやり方の紹介

さて早速問題です。

学校の実技の指圧を人に最初に行うのに、最も用いられる体の部位はどこでしょう?

答えは背中です。
なぜ背中が一番最初に指圧実技で用いられる部位なんでしょうか?その答えはいろいろありますが、背中は体の部位の中で一番平面に近く、指圧する際安定しやすいからです。
これは指圧は基本、体に対して垂直に指圧する事が原則だからです。垂直に押さえる事が、指圧する指に負担をかけず患部に対し指圧しやすい形だからなんですね。より患部が固く安定していれば指圧しやすくなるわけです。

平面に近く、ある程度の硬さがある背中は、指圧の最初の練習にはうってつけなんです(^^♪
しかし、人間の体の他の部位は、背中の様に平面に近くある程度の硬さがあるわけではありません。
例えば 腕などは楕円形をしていて指圧する部位は曲面に近いですよね。このような部位に指圧するとき普通に指圧すれば、患部が安定しにくく、せっかくの指圧の圧がブレて圧が正しくかかりにくくなります。ましてや力でおさえる指圧などしようものなら、患部はさらに安定せずぶれること間違いなしです。患部が不安定になり指先がぶれないためにも、指先に力で押すことではなく、患部を安定させるのがなにより大切になるんです。

※坂本指圧マッサージ術の神髄である、力を使わない指圧の仕方は他で説明します。ここでは患部を安定させることを考えます。

ではどうすれば患部(指圧する場所)は安定するでしょうか? 特に曲面が多い腕や足は?ここで大切なのは指圧する指以外の手の存在です。この手の存在が非常に大切になります。

背中に対しての施術例 患部の安定性とは

たとえば写真をご覧ください。ベットにうつ伏せになった患者に対し、手刀圧迫法・手根圧迫法という手技をしている写真です。
(指圧する手の)反対側の手で指圧する手でしっかり指圧する手を支え、指圧する部位がぶれないように安定させているのがわかります。このように指圧する手指だけでなく反対の手の存在はよけいな力を使わずに指圧するには(指圧する指に負担をかけないためには)必要な事です
このように普通の親指で押さえる指圧以外にも、できるだけ安定させるために反対の手を添え指圧する部位の安定は大切なのがわかりますね。
さてこれは比較的安定しやすいうつ伏せで背中に対して施術する手技例でした。

しかし背中のように平面に近く安定しやすい部位の方が少ないのが実際です。腕や足などは楕円形の形をしていて、患部が安定しにくいのはわかりますね。では、ここでは腕に対しての指圧を例にしてあげていきましょう

患部の安定性を向上させるには(例)前腕

まずは、最初や指圧に慣れる場合は、次の3つの流れがあります。

1,ベットなどの台の上に患部である前腕のせ安定させる
写真2
(熟練度が上がればベットか離し反対の手のみ支えて指圧できるようになるとより多くの効果的な手技ができるがまずはこの仕方をお伝えします)

2,指圧する反対の手で指圧される腕を固定し患部を安定させる
指を痛めない マッサージ 指圧 大阪

反対の手の動きで有効的な指圧ができるかが決まりますのでかなり大切! 

坂本指圧マッサージ塾では指圧する手だけでなく、この反対の手の役割をかなり重視します











3,指圧する手と他の指を使い指圧する手を前腕に密着させる
指を痛めない マッサージ 指圧

これも②と同じ引く非常に大切な事です。

ですがこの⓷ができてない人が多い為、患部が安定せず、有効的な指圧が出来ず、より多くの力で押さえている方が多いのが、指をつぶしてしまう原因の一つにもなっているのでかなり重要です。


このように①②③の事を、しっかりできているか確認したうえで、今度は指圧する指の操作に移るのです→次回はこの指圧する手指の固定安定の解説をしますね(^^♪







指を痛めない マッサージ 指圧

前腕などの曲面に違い部位は、特に施術部位の安定のために 

①平面な台の上に乗せ安定させる

②反対の手で施術部位・指圧する手指を支える

⓷指圧する指以外の指・掌を患部に密着させ安定固定させる

こうする事で患部はぶれずに、しっかり固定され指圧する圧が他に逃げる事がなくなり、余計な力を使う必要がなくなるのです。
それほどまでに力で押さえず指を痛めないように効果的に指圧するためには、患部の安定はなにより重要
なので、指圧する指にばかり気をとられては、いずれ指を潰したり、年を重ねたら続けれない指圧となるかもしれません。

塾長より一言

このように、指圧する前の動作として患部の安定固定がいかに大切かは伝ってきましたでしょうか?

もしかしたら、イメージしにくいこともあるかもしれません。なぜなら指圧なら、指でがっつり押さえるイメージがついて知ってますから。

でもね、指で力でおさえるだけでは、力の弱い方や、年を重ねた方では難しいのはおわかりでしょう。


だからこそ、有効的に効果的に指圧する為に 。指圧の圧が正しく加わるためには患部の安定固定が何より大切です。圧を加えるよりも有効な圧を無駄に逃がさない事がなにより大切なんです。
これは一度、当塾の無料ガイダンスで指圧を受けていただければ、実感していただけると思います。

よければ一度無料ガイダンスにお越しくださいませ(^^♪

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