こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です
前々回はセルフケアでできる 手首の2点同時指圧についてお話しました
次に前回では
セルフケアで行う手首の2点同時指圧が臨床でどう活かされるかを 手首と肘の4点同時指圧の例を挙げてご紹介しました
前々回と前回との話で 常日頃から行うセルフケアが自身のメンテナンスの為だけでなく、自身の施術技術の向上にかなりつながるということが
わかられたと思います そして紺秘術が向上すれば患者様へのセルフケアの指導も充実してまいります
今回は
この手首と肘の4点同時指圧の詳しい方法と注意点 これができると施術でどう活かされるか
をご紹介していきます それではいてみましょう(^^♪
手首と肘の4点同時指圧の詳しい方法と注意点 これができると施術でどう活かされるか
についてお話しします
- 手首と肘の4点同時指圧の手順と注意点
- 4点同時指圧はじめ、セルフケアから得た技術は施術でどう活かせるか
の2点でお話ししていきます
1,手首と肘の4点同時指圧の手順と注意点
手首の2点同時指圧と肘の2点同時指圧を合わせた今回の手首・肘の4同時指圧
まずは手首の2点 肘の2点の指圧の仕方ご説明します
1.手首の2点同時指圧は前々回ご紹介した 太淵穴と外関穴の同時指圧です
2.肘は2点同時指圧は 少海穴と曲地決の同時指圧です
1.2とも、詳しい施術内容はブログをご覧ください
今回は 4同時指圧で、仕方が変化した所と注意点 大切にすることを中心にお話ししていきます
※ここで登場する経穴は正式な経穴部位ではなく少しずれています 坂本指圧マッサージ術流の指圧ポイントとご理解ください
1手首の2同時指圧の手順 経穴部位と押さえる指の確認
外関穴ー手の甲側 手首の中央から指3本分上ー親指で指圧します(前々回では中指で指圧していました 今回は4点同時指圧ように変えてます)
太淵穴ー掌側の手首の親指側の付け根(橈骨の茎状突起の内側の凹み)ー中指で指圧します(前々回では中指で指圧していました 今回は4点同時指圧ように変えてます)
2肘の2同時指圧の手順 経穴部位と押さえる指の確認
曲池穴ー肘の外側の外側上顆を中指で指圧
少海穴0肘の内側 内側上顆を親指で指圧
これで大体の経穴の場所がつかめた思います
それでは
手首と肘の4点同時指圧と指圧ストレッチについて手順
をご説明します
手順① 掌を上にし肘を伸ばします 肘を掌の上に乗せる
指圧で、何より大切なのは施術部位の安定です 手をこのように広げ肘をしっかり載せます
今回は手首肘の4点同時指圧なので特ににこの支点となる肘の安定感が重要


手順② 肘の安定ができた所で、親指で肘の内側の少海穴【外から親指で内側上踝を指圧】を指圧
中指で肘の外側の曲池穴【内側から中指で外側上踝を指圧】を指圧
詳しい指圧の仕方はブログ参照→セルフケアで使える☆肘を緩める為の2点同時グーパー指圧法を紹介(少海穴と曲池穴)
2点同時指圧の1つ 少海穴の指圧法 親指で指圧
掌を上にした形で肘窩の中央を指で押さえます その後肘の内側に向かい指をなぞっていきます
肘窩の内側の端で骨の盛り上がりにあたります これが今回のポイントの内側上顆
tこの内側上顆 親指で写真のように内側上顆の内側から親指で押さえ向き変えて内側上顆を押せるように指圧します
2点同時指圧の1つ 曲池穴の指圧法 中指で指圧
少海穴を親指で指圧したまま 軽く親指を上にして手首を返し 次に中指で曲池穴を押さえて押さえていきます
※曲池穴は中指で押さえにくい時は人差し指で大丈夫です 人によって肘の太さは違いますから使いやすい方でOK)
外側上顆の内側から指圧(曲池穴)し内側から外側にある外側上顆を中指で押さえるイメージで指圧(肘の裏では少海穴を親指で指圧しながら)


手首を返し掌を上にして肘をしっかり掌で支え、肘の少海穴と曲池穴がしっかり指圧固定できているか確認
これができたうえで次に手首の同時指圧に行きます
次に手首の2点指にいきます
手首の2点同時指圧手順③ 外関穴の指圧 親指で指圧)
掌を上に肘を軽く曲げ、外関穴を指圧
外関穴【手首中央から指③本上で尺骨の内側】 尺骨を確認し、親指で尺骨骨の内側の凹みに指圧した後。向きを変え、内側から尺骨を引っ掛ける様に指圧し固定します
この親指による尺骨の固定がしっかり固定できているかが重要!
手順4 外関穴に指圧固定をしっかりしたまま、肘を伸ばし、太淵穴の指圧にうつる
太淵穴を中指で指圧
太淵穴は掌側 手首の親指側の付け根【橈骨茎状突起の内側の凹み】手首の付け根 外側にある橈骨の茎状突起を確認しその内側から茎状突起を内から外へ押さえる様に中指で指圧し固定する


太淵穴の指圧固定終了後
これで手首の2点指圧が完全に固定されている確認します

4点同時指圧をしながら指圧ストレッチ(肘の運動も可能に)
この4点同時指圧が完成すれば
指圧をしながら肘の曲げ伸ばしや手の回内回外運動なども可能になります(^^♪
同時指圧に対せるポイントは 活かせることは
指で押さえる以上に固定と安定が大切
郷司指圧において遺体版大切な事は
安定固定です これは指圧の基本とも言えます
安定固定ができていなければ、指の軸圧は垂直に伝わりません!
そうなると、力で無理やり抑えようとするからです
だから
体の姿勢で
手腕肘の姿勢で
指先の姿勢で
支える手の保持で
施術部位と指圧する指や手を安定固定させるのです
例えば ここでは肘の指圧に対しては
まず肘の下に手で支えて肘を安定固定させ その上で2点の経穴に対し指圧固定しています
この考えが大切にすることが
余計な力を使わないことで指に負担を変えず体力の消費を抑える指圧マッサージに繋がるのです
次回この4点同時指圧が活かされることとは似ついてお話ししていきます
今回はここまで
ありがとうございました。(^^♪