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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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  2. 指を傷めず体に負担をかけないためには
  3. 親指以外の指も使って指圧するメリット
 

親指以外の指も使って指圧するメリット

指体に負担をかけない指圧マッサージ 

こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。 

当塾でのコンセプトである「指・体に負担をかけない指圧マッサージ」を行うために大切なことは6つあります。

▶ 【指を傷めない指圧をするためには 大切な事6つ】

 

  1. 指圧するときの姿勢を考える
  2. 効果的な呼吸法を考える
  3. 押圧時の指の形を大切にする
  4. 触診技術を向上させポイントを素早くつかむ
  5. 指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧する
  6. 親指だけでなく他の指も十二分に駆使して指圧する

前回は、「指の腹だけでなく指縁・指端も用いて指圧しよう」という内容を書きました。まだ読まれていない方はこちらからご覧ください。
このブログでは、「親指以外の指も使って指圧しよう!」というテーマで解説しますね。これができると、指圧しても指を痛めないどころか、効果を高めることも十分に期待できます。

親指だけでなく他の指も使って指圧しよう

皆さん、指圧をする時、どの指で指圧しますか? やはり「親指」が多いですよね。専門学校でも基本的には親指を使って実技を学んできました。

もちろん、私もよく親指は使いますが、そもそもなぜ親指が指圧の時によく使われるのかわかりますか?

 

親指が指圧の際に良く使われる理由

  1. 他の指に比べて指圧の時に必要な圧を加える事が可能になる
  2. 他の指に比べて指腹が柔らかく、デリケートな顔面などにも使いやすく汎用性がある
  3. 背中や腰などの頑丈な筋に対しても十分指圧施術することができる

このような理由があります。


一方で、ツボは非常に狭く、親指では入りにくい部分がありますよね。そのために、他の細い指も利用して行うことができればツボを的確に捉えられるので、あなたの指圧マッサージ効果は高まるでしょう。親指以外の指は、親指と比べて小さく、ツボに入りやすいからです。これを使わない手はありません。


しかし、親指よりも力をかけづらい面があります。それを補うために必要なのが、「指を傷めない為に大事なこと6つ」のうちの1~4を考えて行う事です。下記ブログを参照ください。



親指以外の指を使った指圧

指圧マッサージ
指圧マッサージ

3枚の写真を見てください。


全て、親指以外の指で押さえていることが分かります。


ここで大切な事はツボ(ポイント)の位置を正確にとらえることです。





写真1枚目では胸鎖乳突筋の確認を、2枚目では大腿直筋の確認を、3枚目では尺骨の部位の確認をすることが大切になります。

まさしく触診技術の向上が必要ですね(*^▽^*)


その上、どの指でどの角度から押さえるかを考えられる(工夫できる)ことが重要です。

写真1枚目では、胸鎖乳突筋の後ろから、筋の後縁を掴み上げるように指圧しています。2枚目では大腿直筋を外側から、大腿直筋の下から掴み上げるように指圧しています。3枚目では尺骨もしっかり確認し、尺骨の側面(尺骨の側面がポイント)外関穴に指圧してから、尺骨の側面を当てるように指をあて指圧しています。


指圧する時に、姿勢と呼吸・指の形を大切にした上で、このように親指以外の指も有効活用できるようになるのです。想像して工夫する力もつくので、鍼のようにツボを捉える指圧が可能になります。

これも「指と身体に負担をかけないで効果的な指圧マッサージをするため」です。

興味がある方は、一度、無料ガイダンスにお越しください。

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