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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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高齢の家族の身体を守れる!祈るだけでなくマッサージも有効

介護 マッサージ
指を痛めない指圧マッサージ塾の坂本周平です。

早速ですが、『介護』ってどんなイメージでしょうか。

  • 仕事との両立が大変
  • 体力的にも精神的にも疲れる
  • 朝から晩までの身の回りの世話が続く
こういったイメージは、やはり現実であり、私自身も父親が要介護になってからは、痛感しております。
そして大変さと同時に、指圧マッサージが介護に非常に効果的であることも、身をもって知ることができました。

誰にとっても他人事ではない介護問題。
そこに指圧マッサージが加わるとどんなメリットがあるのかを、自身の経験をとおして目の当たりにしたことや、感じたことを書いていこうと思います。
介護を必要とするご家族がいらっしゃる方はもちろん、看護師さん、介護職員さん、理学療法士さん、言語聴覚士さん、作業療法士さんなど、介護を必要とする方や高齢の方と接するお仕事をされている方にも届くと嬉しいです。

要介護5の父にマッサージをしてみたら

1日の時間をほとんどベッドの上で過ごす父は、やはり体が硬くなりやすいので、呼吸が浅くなります。私たちもよく動いた日にはぐっすり眠れ、そうでもなかった日には寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりするように、父も眠れない日が続いては、日中にウトウトして…ということもありました。


要介護5というと寝たきり状態になりますので、できることといえばおむつ交換や口腔ケアなど身の回りの世話をするだけというイメージがあるかと思いますが、私には医療知識があることから、マッサージを毎日のようにしてきました。


さて、介護を必要とする人に対してマッサージをするというと、やさしくほぐしてリラックス効果を高めると思われるでしょうか。私が行っているのは、身体の機能回復を図る指圧マッサージです。

ツボを的確にとらえて原理原則に基づいて行っているので、「あぁ、気持ちいい」という感覚だけのものではありません。凝り固まった身体がほぐれ、血行がよくなるので、マッサージを行った日は熟睡できます。熟睡できれば翌朝の目覚めはよく、身体の回復もしておりますし、昼夜逆転することも防げます。睡眠の質を高めることは、身体の回復にも繋がりますし、同居家族も安心して休むことができますよね。

また、父は嚥下機能が落ちていたのですが、それも徐々に回復しました。最初は少量の水分を飲み込むのも時間がかかっていたのですが、アイスクリームをスムーズに食べ、それがゼリーになり…と、順調に回復しております。父が好きな物を食べることができた喜びは表情から伝わってくるので、私としても心が緩む瞬間です。

介護をする家族のケアにもマッサージは有効

ヘルパーさんに来てもらったり、デイサービスなどを利用している方々もおられると思いますが、それにしても在宅介護となると、やはり一番長くいるのは家族なので、疲れることもありますよね。

そんなときにも指圧マッサージはオススメです。例えば介護をする際に一番よく使うのが腕なんですが(介護をしていなくても、一番使うと思います)ちょっとテレビを見ながらとか、お風呂に入っている時とかでもいいので、ツボをとらえたハンドマッサージを行うことで、その日の疲労を軽減することができます。


もしこの技術がなければ、身体が悲鳴を上げるまで踏ん張って、もう無理!ってなって初めてマッサージを受けに行ったりするかもしれません。でも在宅介護をしていると、自分のことが後回しになってしまい、そのマッサージに行くのもつい後回しにしがちです。行けたとしても、限界を超えて疲れ切った身体を解すのには結構大変ですし、帰宅したら次の限界が来るまで、また介護…


疲れを限界まで溜めるクセがついてしまうと、いよいよ回復する力も落ちてしまうので、ご本人にとってもご家族にとってもいいことはありません。だからこそ、隙間時間で出来るハンドマッサージを覚えておくっていうのは、ご自身の身体を守るためにも有効なんです。これは私自身の経験でもあります。

いざという時に、できることがある

介護が必要になったり、治療が必要になったりすると、どうしても身近な家族は不安に襲われて、身動きができなくなってしまいます。主治医やケアマネに助けてもらうことはできますが、じゃあ24時間365日いつでもすぐに相談できるかというと、現実はそうでもありません。介護や治療を必要としているのは、自分の家族だけではないですからね。

家族が咳をしたときに、指圧マッサージをすることですーっとおさまることがあります。
寝たきりで足が浮腫んでしまったときに、さするだけでは気休めにしかなりませんが、指圧マッサージをすることで解消することがあります。
腕や肩がガチガチになっていても指圧マッサージをすると、高齢者の固まりやすい身体の可動域が広がるんです。

介護や治療が必要になると、特に高齢で動けないとなると、薬だけに頼ったり、医者やケアマネに任せて家族はただただ見守るしかできない…そんなふうに思い込んでいませんか。

違うんです。
まずはハンドマッサージだけでもいいです。本当の指圧マッサージすることができれば、本人の残存能力を引き出すことができるんです。
私が要介護5の父に指圧マッサージをし続けて、胃ろうが取れて家族と同じ食事を食べたり、自分の手でリモコンを操作したりできるようになったのを、主治医も見てくれています。

高齢者だから仕方ない、病気だから仕方ない、要介護だから仕方ない…で、見逃されていることってたくさんあるなぁと、父の介護をとおして痛感しています。もっと救える命があるんじゃないかと思いますし、それが指圧マッサージでできると確信しております。
ご高齢の家族に対して「元気になりますように」と祈るだけじゃなくて、具体的にできることをやっていきませんか。
家族を守る指圧マッサージに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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