坂本指圧マッサージ塾 坂本周平の妻、坂本麻紀です。時々、塾の運営でお邪魔しております。
オンライン勉強会の裏方とか、毎月開催している技術講習会には現場にお邪魔して写真撮影なども行っております。
さて、先日、整体師の資格取得を目指す養成コースに通われている受講生さんの施術モデルをしてきました。
私は柔整、鍼灸、あん摩、理学療法士などのような国家資格は持っていません。できることといえば、全身のアロマトリートメントと腸もみです。
一方で、昔からリラクゼーションサロンから整骨院や接骨院(接骨院の看板は珍しいですよね)、鍼治療、カイロプラクティック、タイ古式マッサージなど様々な施術を受けてきました。リラクゼーション目的もあれば、治療目的で鍼治療を受け続けたこともあります。
色々受けてきたので、施術を受けて少しでも「う~ん…」って思ったら、資格があろうとベテランだろうと、私はもう行きません。
こんな私が、整体師を目指す受講生さんの施術を受けての、率直な感想を述べたいと思います。
坂本指圧マッサージ塾で教える施術ってどんなの?
そもそものお話し、おさらいです。坂本指圧マッサージ塾で教える施術はどんなものかを、一番近くで見て、当然何度も受けてきた私が言語化するならば、例えるならば「北斗の拳」です(笑)。
もちろん人が爆発したり、ダメージを食らうことはありませんが(そりゃそうだ!)、あれくらい超ピンポイントでツボをとらえるので、施術者自身がぐいぐい力を加えなくても(体重をかけなくても)体内に電気信号が走るように巡りがよくなる実感があります。
めちゃくちゃ凝り固まっていたら、その部位は痛く感じることもありますが、そもそもリラクゼーション目的ではなく治療目的なので、その痛みは想定外と言うものではありません。
そして終わる頃には全身脱力しているので、私の場合は眠くなりますし、治療院に来られた患者様に伺うと、身軽になった!とか、視界がクリアになった!とおっしゃる方も。
そんな指圧技術を、目の前でどういう原理で何をやっているのかを見せてもらったり、説明してもらったりすると、かなり繊細な施術方法であることがわかるので、これって誰かに教えたところで再現できるものなのか?ものすごく根気のいることをしているんじゃないだろうかと思いました。
整体師を目指す女性の指圧を受けてみた
仕事休みを利用して、整体師を目指して通われている女性がいらっしゃいます。50代の方で、マッサージとは全く関係のないお仕事をされています。
この女性の施術練習モデルとして、背中や首のあたりを指圧していただいたのですが、今の指圧は受講生さんか夫か、どっちがやったの?と一瞬わからなくなるくらい、繊細な指圧術を習得されていました。
坂本指圧マッサージ塾では毎月、技術講習会を開いています。現在は月1回ですが、2025年4月からは月2回になる予定です。ここには、国家資格保有者やそれを目指す専門学校生が集うのですが、整体師養成スクールの受講生さんも参加OKにしております(技術講習会参加費は、整体師の講座費用に含まれております!)。
この50代女性はこの講習会に参加し、みんなと交流しながら一緒に学ばれているので、本当に真剣にコツコツと習得されてきているんですね。その成果を体感したとき、私はとても感動しました!根気よく学ぶ姿勢は絶対必要だけれど十分習得できるものなんだと、繰り返しますが、繊細な指圧術であることを知っているからこそ感動したのです。
整体師には、確かにマッサージの公的資格はありません。それでも忖度無しに私は、この女性にお願いしたい!と思えるくらいで、それは20年くらい様々なボディケアを受けてきた経験から感じたことです。今回は背面のみだったので、他の部位の施術を受けてみたいなと思いました。
繊細な指圧術を未経験者に教えられる理由
やる気のある人には惜しみなく伝えます