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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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指腹だけで指圧するから指が痛くなる!指縁・指端なども用いてみよう

指に負担をかけない指圧法

こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。

当塾でのコンセプト『指・体に負担をかけない指圧マッサージ』について大事なことは6つあるとお伝えしています。

指体に負担をかけない指圧で大事な事6つは以下の通りです
  1. 指圧するときの姿勢を考える
  2. 効果的な呼吸法を考える
  3. 押圧時の指の形を大切にする
  4. 触診技術を向上させポイントを素早くつかむ
  5. 指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧する
  6. 親指だけでなく他の指も十二分に駆使して指圧する
このうち4つまでは、こちらをご覧ください。上からの順番で行うのが大切だと思っています。


1から4は基本になり、このブログではさらに応用的な手技をお伝えしますね。

多くの方がマッサージをするとき、指の腹を使って指圧されていると思います。それだけではなく、指の縁や端なども用いるとより効果的だということを解説させていただきます。

指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧する

「指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧する」については以前、こちらでも書きましたので、ご覧ください。

写真の緑丸がよく使われる指腹の部分ですね。

ツボの穴は非常に小さく、指腹では入りきれない所があります。そのため、患部に当てる指の面積をできるだけ小さくする必要があります。「指端・指縁」また別の指も工夫して行うのです。


坂本指圧マッサージ術でよく使う指の部分は、写真の赤丸部分です。なぜ指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧するという考えに至ったかをお話しします。

鍼のようにツボを刺激することを目指したいから

皆さんは、指圧と鍼の共通点とは何かわかりますか。実は鍼灸・指圧・マッサージは、同時に資格が取れる学校があるくらいなので、共通点があるんですね。(鍼と灸の2つが習得できる学校、あん摩マッサージ指圧のみを習得できる学校、鍼・灸・あんまマッサージ指圧の3つの資格を同時にとれる学校の3種類があります)


指圧と鍼の共通点とは・・・

  • 鍼灸は鍼や灸でツボやポイントに対して施術する
  • 指圧は手指(手技)でツボやポイントに施術する


どちらにも得意な点・不得意な点がありますが、どちらにもツボやポイントを捉えて施術できることには変わりありません。

特にツボの深部を刺激することにおいては、鍼灸の方が優れている面がみられています。灸の温灸は施術面積は広いですが、透熱灸は施術面積は狭く刺激を深部に伝えやすいです。


指圧 鍼灸

指圧マッサージ

私が臨床で経験した上で、鍼で得られる効果というのは、本当に得難いものと思いました。

指圧では(指では小さいツボの穴に入れる事が難しいから)、鍼のようにツボの深部にまで伝える効果は難しいと考えられてきました。

でも私はなんとかできないかと考えたのです。


それは、「指を傷めず・体に負担をかけず、効果的な施術を行い、長く指圧マッサージを天職としていきたいから」です。


そこで編み出したのが、今回の「指腹だけでなく指縁・指端なども用いて指圧する」という施術方法です。

他にも他の指を駆使する方法もありますが、それはまたの機会に紹介しますね。


ただ、指の縁や端を使うだけではツボ押しの効果は得られても、施術面積が小さいための指が安定せず、指や体に負担を与えてしまいます。

そこで大切なのが、冒頭で書いた1~4の基本的なこと(姿勢、呼吸法、指の形、触診技術向上など)なんです。


鍼は鍼灸師にしか行えませんし、本来、指圧マッサージの手技は、あん摩指圧マッサージ師と一部の医療資格者にしか行うことができませんが、実は多くの手技療法にも応用されているんです。

私はあん摩指圧マッサージ師以外にも、この手法を役立てていただきたいという思いがありますので、指圧マッサージ塾であんまマッサージ指圧師以外の方にもお伝えしてます。

指を痛めないマッサージの手技療法を学びたい方は、ぜひ一度、無料ガイダンスにお越しください。

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