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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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呼吸がもたらす指圧マッサージの効果

呼吸と指圧マッサージ
指を痛めない指圧を教えている、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
指や腰を痛めないために、私は常々、施術者の姿勢と呼吸が大事であるとお伝えしています。

この記事では、呼吸の役割と重要性、そして呼吸がもたらす指圧マッサージの効果について解説していきます。

あなたは指圧マッサージを行うとき、呼吸に意識を向けていますか。
筋トレなどの運動習慣がある方なら、呼吸の大切さはご存じかと思います。力が入るタイミングで息を吐くように、トレーナーさんが教えてくださいますよね。
それは指圧も同様です。

「たかが呼吸」「もっとテクニックを知りたい」と思われるかも知れませんが、こういった地味な土台が後々聞いてきますので、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。

呼吸の重要性について

当然ですが、呼吸しないと人間は生きていけません。人間が必要な栄養素を燃焼してできるエネルギー量は酸素なくしては多量に得ることができないからです。それ以外にも次のようなことを行っています。

  • 毒素の排出
  • 体温の調節
  • 自律神経の調節など

まず身体の中では、栄養素が代謝される過程で、毒素(主にH+)が大量に発生します。これを呼気(吐く息)で二酸化炭素水として放出して毒素を排出します。

そして暑い時には、余分な熱は呼気から熱気となって外に放出されていき、体温調節に役立ちます。


さらに、体を無意識に整えてくれる自律神経は、脳により調節されます。脳は多量の酸素が必要な為、呼吸ができなくなるとすぐ自律神経は乱れやくなるのです(また他の臓器や筋肉なども当然、酸素なくしては生きていけません)。だからこそ呼吸は重要なんです。


ところが、疲れがたまると体が硬くなったり、姿勢が悪くても呼吸がしにくくなります。そのため、多くの人が浅い呼吸になっているのが現状で、これでは疲れはたまる一方です。体を柔らかくしたり、自律神経を整えて呼吸しやすい体づくりをしていくことが大切なのです。


呼吸がもたらす指圧マッサージの効果

  • 精神の統一がはかれる
  • 指圧の圧の強弱が精巧にできる
  • 患者の呼吸も掴めるようになり、負担を軽くしながら施術ができる
  • 体力の消耗を減らし、長く指圧マッサージをする集中力を維持できる
以上のことから、呼吸に意識を向けずに指圧マッサージをしていたら、いつの間にか余計な力が入ってしまったり、60分(以上)の施術だと集中力が途切れてしまったりしてしまうのです。
ちなみに人間が集中できるのは45分と言われています。

塾長より一言

指圧において一点のツボに対して、一定の圧をかける強弱・患者の反応を確かめながら、継続して指圧することが大切になります。

そのためには、精神の統一がなりよりも大切です。精神が統一できれば、微妙な力加減も掴む事ができ、患者様の指圧に対する反応も的確にみる事ができるからです。

そしてこの精神を統一するためには、気力体力が必要になります。その体力を出すのは、エネルギーです。それには酸素が必要です。
だからこそ、呼吸を整え一定の呼吸リズムを保つことが大切なんです。呼吸のリズムが崩れると、自律神経はすぐに乱れますが、呼吸リズムを安定させていけば、自律神経はおのずと安定します。

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