こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です(^^♪
前回3回わたり 掌・手の甲の指圧マッサージの解説をお話ししました
詳しくはこちらの3点
- 手の甲・掌の構造と指圧ポイント解説→坂本指圧マッサージ術 手の甲、掌指圧マッサージ(指圧ポイント解説)
- 掌の指圧の手順と注意点→坂本指圧マッサージ術 掌の指圧マッサージ(手順解説)
- 手の甲の指圧の指圧の手順と注意点→坂本指圧マッサージ術 手の甲の指圧マッサージ(手順解説)
今回はその他の手の指圧についてお話ししています
今回は 親指の根元についてです
- 親指と他の指との役割の違い→今回はここがテーマ
- 親指の指圧ポイント→今回はここがテーマ
- 合谷穴の指圧指圧ストレッチ
- 裏合谷の指圧指圧ストレッチ
- 母指球マッサージ
- 魚際穴の指圧ストレッチ
- 舟状骨の指圧と指圧ストレッチ(母指球の付け根)
の5点について 2回に分けてお話ししてきます
今回は
1親指と他の指との役割の違いとポイント と 2魚際穴の指圧マッサージ
についてお話ししてきます
2魚際穴の指圧マッサージについてはこちらの動画からも見れます
動画の解説は下記の内容を見てください
それはいってみましょう(^^♪
人間の手指はかなり多彩な動きができます
これには多くの理由がありますが 他の動物にくらべ鎖骨肩甲骨が発達している事が挙げられます
このお話しについてはこちらをご覧ください→
同じ二二足動物のサルも当然他の4足動物より鎖骨肩甲骨が発達しており多彩な動きができますが
人間ほどはできません
なぜ同じ二足動物のサルと人間で手先の器用さに差があるのでしょうか
それは知能という面はありますが それ以外の
要因の一つに親指の発達があるのです
親指と他の指一つ一つ動かしてみてください
他の指に比べ親指はいろんな動きができるのではないでしょうか
親指を曲げるだけでなく 親指で挟む動作など 多岐にわたるでしょう対立 内転 外転 屈曲 伸展 などの親指の多彩な動きを使い物をつかんだり 挟んだり など多彩な動きができるのです
これが人間が多くのものつくりだすことができ文明を築いていけた一つともいいます
まあ それほどまでに人間は 手指特に親指を駆使しているわけです
当然 これだけ駆使しているということは疲労も起こしやすく
また 他の指に比べ多彩な動きができる可動性に優れているため 反面
故障しやすい面があるのです(機械でも複雑なものほど壊れやすいですよね)
親指は 他の指に比べ多彩な動きができる可動性に優れている が
反面 駆使されやすく 疲れやすく故障しやすいわけなんです
特に私たち 指圧マッサージを志すものにとっては親指は特に(他の指も含め)
大切にしなければならないのはお判りでしょう(^^♪
だからこそ 親指セルフケアをこまめにしてきましょう
親指の指圧ポイント
親指自体の指圧は
指の指圧マッサージでしましたのでそちらをご参照ください
手の甲掌の指圧でお話しましたが手の甲掌の中には
中手骨という指の骨に似たような骨(5本)+手の根元にある手根骨(8個)で構成しているとお話ししました
この中手骨の内の第1中手骨と手根骨の親指側(舟状骨 大菱形骨)の骨がポイントになります(写真)
さらにポイントをご紹介していましょう
この親指のポイント
第1中手骨と手根骨の親指側の骨の上には
母指球というふくらみがあります
この母指球には親指を動かす筋肉が入っています
当然 親指に駆使し負担がかればこの
母指球はじめその下にある第1中手骨と手根骨の親指側の骨
に大きな負担がかかるのがお判りでしょう
だからこそ この
母指球はじめその下にある第1中手骨と手根骨の親指側の骨
が指圧のポイントになるわけです
さて その主なポイントが 3~7の
3.合谷穴の指圧指圧ストレッチ
4.裏合谷の指圧指圧ストレッチ
5.母指球マッサージ
6.魚際穴の指圧ストレッチ
7.舟状骨の指圧と指圧ストレッチ(母指球の付け根)
になるわけです 写真で参照
では次回から その指圧マッサージの方法をご紹介しましょう(^^♪
本日はここまで
ありがとうございました。