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  2. ―親指だけでなく小指の手指腕を意識して使う理由
  3. 指体に負担をかけない指圧するために 小指の手指腕を意識して使う 中編
 

指体に負担をかけない指圧するために 小指の手指腕を意識して使う 中編

指体に負担をかけない指圧マッサージ 大阪
こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です

前回から
の内容でお話していました
今回もその続きをお話しいていきます

前回の復習

前回は 
手根圧迫法・手刀圧迫法・肘頭圧迫法の3つの手技の説明をし

その3つの手技の利点が
指で押さえるよりも安定しやすく指で押さえる圧よりもしっかり押さえれる
利点をお話ししました

この利点を生かせるのは
小指側を意識する
小指薬指→小指側の手根部→小指側の手関節→尺骨→肘の内側→脇のライン
に押さえる場所がある事です 

1手根圧迫法は手根の小指側(豆状骨)
2手刀圧迫法は手の小指側の縁
3肘頭圧迫法は尺骨の肘頭
で押さえているのがわかります 簡単に手技を写真で見ていきましょう

1手根圧迫法は手根の小指側の豆状骨で押さえている

手根圧迫法は手首を軽く伸ばし指を軽く曲げ手首を親指側にたおし手首の小指小指側の豆状骨が指圧ポイントにあたるようにします
上から見るとこな感じで押さえます 反対の手で押さえる手を添えて垂直に押さえます

2手刀圧迫法は手の小指側の縁で押さえている

手刀部は手の小指側のこの部分 この手刀で指圧する際 ツボを押さええるポイントがこの小指の付け根の盛り上がり
この手を立て手刀を施術部位に押さえるわけです
反対の手でしっかり手刀部を支え指圧ポイントに手刀(手刀部の湯小指の付け根の盛り上がり)を当て垂直に指圧します

3肘頭圧迫法は尺骨の肘頭で押さえる

肘頭は(小指側簿来意の一つの)尺骨の一部です この肘頭を使い 肘を指圧ポイントにあてがい反対の手で支えながら垂直に指圧します

以上が3つ手技でした
3つの手技 どれも 先ほど言った小指側ののラインのいずれかで押さえていることがわかるでしょう

1手根圧迫法は手根の小指側(豆状骨)

2手刀圧迫法は手の小指側の縁

3肘頭圧迫法は尺骨の肘頭
この小指側で押さえると 3つの手技の利点の
指で押さえるよりも安定しやすく指で押さえる圧よりもしっかり押さえれる
訳です
これが前回のまとめ
今回は
その小指側のラインを使うことで 指圧の基礎となる姿勢 押さえ方にも使われるのです
これはどの指圧マッサージで大切になるので こちらのほうが本題です


小指側のラインを使うことで 指圧の基礎となる姿勢 押さえ方に使われる

をご説明しましょう

小指側のラインを使うことで 指圧の基礎となる姿勢 押さえ方(指圧の基本)に応用される


ここでは
 指圧の基礎となる姿勢 押さえ方(指圧の基本)でのポイントに小指側のラインが惣塚っわれているのかについてご説明します

ポイントは
  1. 指圧時の肘の姿勢
  2. 指圧時の手指の姿勢
  3. 指圧時の脇体幹の姿勢
になります
今回は1の

指圧時の肘の姿勢と構造について

お話しします

肘関節の構成とその役割
ここからは少し専門的な話なりますので
 肘の姿勢まで飛ばしていただいてい構いません(^^♪

肘関節は1つの関節ではありません
肘関節は上腕骨と前腕にある(親指側の)橈骨と(小指側)の尺骨で構成され
関節は 3つある事にまります
それぞれ 腕橈関節(上腕骨+橈骨) 腕尺関節(上腕骨+尺骨) 橈尺関節(橈骨+尺骨)

肘関節の動きは 肘の曲げ伸ばし と 手首を回す(掌を上に下に向ける動作)回内回外動作があります
これをこの3つの関節で分担してます


腕尺関節 腕橈関節 
橈尺関節のうち
肘の屈伸運動は 主に腕尺関節(上腕骨と尺骨)が担当します 
(腕橈関節は補助的)



肘の運動 前腕の回内回外運動は橈尺関節(橈骨と尺骨)が担当します
(腕橈関節が補助的)

ここからが大切
指圧時に一番大切になる肘の働きははのが肘の固定です
どの体制が肘に最も固定するには

肘をのばした状態で固定することで一番固定できます

では
ここで一番大切になってくる関節は腕尺関節
ということにありますよね(肘の屈伸運動の担当は腕尺関節ですから)

肘関節の小指側(内側)の関節 つまり 
小指側のライんの一つになるということですよね
肘の内側を意識して肘を伸ばすことが大切になります

さらに
腕の回内回内動作も肘の固定と手首の固定に関与します
さらに肘を固定させるために回外回内動作を考えてみましょう

ここで大切になるのは

橈骨と尺骨の関係です
もう一度回内回外動作を見てみましょう 
回外運動ー橈骨と尺骨が並列になっているのがわかります
回内運動ー橈骨が尺骨の上に乗りロスになっていることがわかります
つまり 橈骨と手が動いて回外回内運動をしているのです

橈骨・手が動いて回外回内をしている 橈骨が動き尺骨が動かない
これがめっちゃ大切!

ここで考えることは肘を固定して安定させることです
動きやすい橈骨と(回内回外運動で)動かない尺骨
どちらが肘の安定固定しだ大事でしょうか?

答えはわかりますよね尺骨です
動くやい骨関節はより大きく動かすときには有利ですが安定には向いていないのです
だからこそ尺骨を意識し橈骨ではなく小指側の尺骨に重心を変えた姿勢が大切になるのです 
尺骨はもちろん小指側のラインに入ってますよね

ここで言える肘の安定固定とは
腕尺関節(肘の内側)意識して肘を伸ばし固定し 尺骨に重心をかけるようにして指圧するのが望ましいということです
今回手根圧迫法でも手根圧迫法では小指側の豆状骨 手刀では手の小指側で押さえ肘を伸ばしているのがわかります
ここまでわかれば 今度は肘の姿勢を次回確認していみましょう(^^♪

本日はここまで
ありがとうございました。

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