2024年の国家試験問題を見ていただいた上で、
なぜ筋学を中心に神経・骨・取穴講座を春に開くのか(なぜ春に受講した方がいいのか)について解説していきます。
国家試験問題とその解説をまだご覧になっていない方は、こちらからどうぞ!
このブログでは、国家試験をふまえて、以下の内容を解説していきます。
問題を見ていただいた後で なぜ筋学を中心に神経・骨・取穴講座を開くのか
なぜこの時期に開いたのか について解説していきます。
第1回目のブログでは国家試験問題(抜粋問題)を載せています
ブログ1 今年の国試問題一部抜粋 なぜこの時期に運動学講座(春季講座)が必要なのか
目次
1 国家試験問題(一部抜粋)まずはご覧ください
2 国家試験問題(一部抜粋)解説
3 なぜ筋学を中心とした神経・骨・取穴講座を開くのか
4 なぜこの時期 筋学を中心とした神経・骨・取穴講座を開いたのか
5 講座を受けるだけではなく 活かさなくては意味がない以下に 2024年(第32回)あんまマッサージ指圧 鍼灸国家試験問題の一部を記載しています。
一度、問題をご覧ください(実際 解いてもらっても構いません)
今回の春期講習で なぜ 筋学を中心に神経・骨・取穴の講座を開いたかの理由になります
春季講座についてはちこちら→【公式LINE限定】春季集中講座「攻略!筋学・神経解剖学+取穴実技」
問題を見ていただいた後で なぜ筋学を中心に神経・骨・取穴講座を開くのか なぜこの時期に開いたのか について解説していきます。
ご覧くださいませ
目次
1 国家試験問題(一部抜粋)まずはご覧ください
3 なぜ筋学を中心とした神経・骨・取穴講座を開くのか
4 なぜこの時期 筋学を中心とした神経・骨・取穴講座を開いたのか
5 講座を受けるだけではなく 活かさなくては意味がない
坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
今回は、4月29日・5月3日・6日の3日間に開催する坂本指圧マッサージ塾【公式LINE限定】ゴールデンウイーク集中講座「攻略!骨学・筋学・(運動学)」についてお伝えします。
公式LINE限定のイベントなので、ご興味のある方は公式LINEにご登録ください。このブログ最後にご登録方法を記載しております。
公式LINEにご登録いただければ、今回のような特別講座や月1回開催のオンライン勉強会、オンライン個別相談会の参加も可能になります。ぜひご登録くださいませ。
この記事では以下の内容をお伝えします。
手首・前腕・肘の3陽経の解説
まず手の3陰経はすべて胸→腋窩横紋前端→上腕→肘窩横紋→前腕→手首→手指 の順番で来るのはわかりますね。上腕・肘が終わったのならば、前腕・手首になります。肘・前腕・手首の順で3経絡を並べるとこんな感じです。
手の陽明大腸経ー(手首)陽渓→(前腕)遍歴穴・温溜穴→下簾穴→上簾穴→手三里穴→(肘)曲池穴
手の少陽三焦経ー(手首)陽池穴→(前腕)外関穴・支溝穴→会宗穴→三陽絡穴→四トク穴→(肘)肘頭
手の太陽小腸経ー(手首)陽谷穴穴→(前腕)養老穴・支正穴→(肘)小海穴
まずはこの並びを覚えましょうは(^^♪
肘窩横紋から手関節にまでの骨度は1.2尺 まずは手首と肘関節の経穴を覚える
前腕とは肘から手首までの間の事を指します。この前腕の経穴を求める為には、肘・手首の経穴を探らなくてはなりません。
まず肘から手首までの骨度を測ります。
肘窩横紋から手関節にまでの骨度は1.2尺として測ります
これは それぞれの 手首にある陽経の経穴~肘にある3陽経の経穴も1.2尺として測ります。
手の陽明大腸経では陽渓穴~曲池穴までも同じ1.2尺、
手の少陽三焦経でも陽池穴~肘頭までも同じ1.2尺、
手の太陽小腸経でも陽谷穴~小海穴までも同じ1.2尺になります。
これは必ず覚えましょう! これがわからなくては経穴もあったもんじゃないです。
鍼灸指圧マッサージをする上で、ツボを的確に捉える技術は、非常に大切です。しかし、学校の講義だけでは十分とは言えない面が多いのが現状です。それは教員をしてきた私自身が感じる所であります。そこで当塾では、実践に適した取穴講座を開く事となりました。
前回、2022年12月末の冬休みの時期に開催した時は多くの方が来てくださり、みなさんでみっちり取穴していきました。去年の内容や参加者さんのご感想はこちらで見れますので、ご覧くださいませ。
今回は、3講座に分けて行います。
この3講座の内容と、取穴講座の講義料金などをご説明させていただきます。
1.12経絡の流れを知ろう
4経絡で体全身を周り、それを3回まわっているのが12経絡。体には12対の経絡が流れています。
その経絡は、以下の4種類に分かれます。
手の3陰経、手の3陽経 / 足の3陽経、足の3陰経
またこの4種類の経絡それぞれ1経絡ずつが連なって体全身を回ります。
そしてそれを3回くりかえすのです。つまり、手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で一回周り、また手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で2回目、次に3回目と回っていくのです。
次に、この4種類の経絡には、流れの向きと経絡が始まる所と終わるが決まっています。
この順で回るという様になります。4の後、胸に帰れば、また「1.手の陰経:胸→手先」にいくわけですね(^^♪
この流れを知る事で、次の経絡の大体の走行と向きが理解できてきますね。
では今回の本題、手の6経絡【上腕 前腕、手】について話していきましょう。
足には足の3陽経、足の3陰経の6経絡が走っています。
上記でお話した通り
経絡の流れは
①手の3陰経は 胸→手先
②手の3陽経は 手先→顔
③足の3陽経は 顔→足先
④足の3陰経は 足先→胸
の4経絡で体を一周、それを3回回って 12経絡になるわけですから、手の6経絡の流れは
①手の3陰経は 胸→手先
②手の3陽経は 手先→顔 になりますね。手の太陰肺経ならば 胸から始まり手先に終わるわけです。
上腕・前腕。手先に置き換えれば
上腕→肘→前腕→手首→手指が手の3陰経
になります。
まずはその向きを理解しましょう。
手の3陰経は、手の太陰肺経(写真では赤)、手の少陰心経経(写真では青)、手の厥陰心包経(写真では緑)、どれも足先から胸へ向かうのがわかりますね。ここでは手先から上腕までが確認できます。
肘窩横紋から手関節にまでの骨度は1.2尺
下腿・足の3陰経